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⚽️ コパ・アメリカ・グループステージで敗退したアメリカとメキシコ
佐々木隼人
2024-07-09 14:05:16 佐々木隼人
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コパ・アメリカ・グループステージで敗退したアメリカとメキシコ。カナダは北米最強のチームとなった。

英紙『ガーディアン』によると、近年のカナダサッカーチームの台頭は、国際サッカー界における新たな勢力となった。2022年ワールドカップ予選では、カナダ代表はグループ1位で力強く勝ち進み、中北米地域での地位を浮き彫りにした。チームの躍進はまだまだ続く。2024年のアメリカズカップでは、カナダ代表は歴史的な準決勝進出を果たし、この地域で唯一トーナメントに残ったチームとなった。

カナダの成功は偶然ではなく、さまざまな要因が重なった結果だ。まず、北米最高の選手であるアルフォンソ・デイヴィスなど、スピードと技術で相手の守備を寄せ付けない世界トップクラスの選手が揃っていること。中盤にはポルトから移籍したスティーブン・エウスタキーオやマルセイユ加入が決まったイスマエル・コネがおり、フォワードラインはジョナサン・ダビデとセルジュ・ラリンが中心となって非常に脅威的な攻撃ラインを形成している。

グループリーグ初戦でアルゼンチンに0-2で敗れたものの、前半のシュート数は相手と同数で、素晴らしい闘志を見せた。その後の試合でも、カナダはペルー、チリを立て続けに破り、グループ2位で予選を通過した。特に準々決勝のベネズエラ戦では、PK戦の末に勝ち進み、心理的な質の高さとファイティング・スピリットを証明した。

カナダの躍進には、ジェシー・マーシュ・ヘッドコーチの戦術指導も役立っている。マーシュは2024年5月にチームを引き継いだが、アメリカズカップ前の親善試合ですでに優れた指導力を発揮していた。

アメリカズカップ前の親善試合でオランダとフランスを連破し、チームに自信を注入した。マーシュの高圧的な戦術と4-2-2-2のフォーメーションにより、カナダ代表は攻守両面で好成績を収め、選手たちの戦術理解と実行力も高い一体感に達した。

カナダは、比較的簡単なグループと弱い準々決勝の相手を引き当てた幸運に恵まれたと言う人もいるが、メキシコとアメリカも予選を通過できるはずのグループに引き当てられながら、結局は通過できなかった。

カナダチームの成功の裏には、サッカー協会の財政難が隠れていることも特筆に値する。サッカー協会の長期契約は資金の流入を制限しており(スポンサー契約は2030年まで、年間300万米ドルのみ)、それがチームの準備と運営に影響している。しかし、それでもカナダチームは多くの困難を乗り越え、粘り強い戦闘力を見せている。

カナダチームの台頭は、CONCACAFサッカーの景色を変えただけでなく、2026年ワールドカップへの準備に自信を加えた。アメリカズカップ、特に準決勝のアルゼンチン戦での目覚ましい活躍は、カナダ代表の強さをさらに試すことになるだろうし、北米サッカーの新時代の幕開けを告げることになるかもしれない。

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