日本の速くて機敏なチームとドイツのタンクが、グループでの2位をかけた重要な戦いを繰り広げる。

日本時間の8月1日、バスケットボール女子日本代表は、オリンピック女子バスケットボールのグループステージでドイツ女子代表と対戦する。

日本女子バスケットボールチームは、初戦でアメリカ女子バスケットボールチームに76-102で敗れた。強豪のアメリカ女子バスケットボールチームを前に、日本女子バスケットボールチームは手も足も出なかった。アメリカチームのウィルソンは24得点13リバウンド、スチュワートは22得点8リバウンド、グレイは13アシストを送った。日本側は、高田真希が24得点、山本舞が17得点5アシストをマークしたものの、リバウンド数で19-49と完敗。スリーポイントシュート率は40％を超えたが、それでも最後は大敗を喫した。

アメリカの女子バスケットボールチームに負けることは完全に予想されていたことであり、日本の女子バスケットボールチームに大きな影響を与えることはないだろう。実際、初戦の日本チーム全体のクオリティも非常に高かった。山本舞、高田真希、宮崎早織、そして帰化選手のステファニーと、いずれも力がある。初戦では同じく帰化選手のエブリンが10本中1本のシュートを決めるなど、改善の余地も多い。日本女子バスケットボールチームにとって、グループ2位以内を争う大きなチャンスはまだ残されている。

ドイツの女子バスケットボールチームは、初戦でベルギーに83-69で勝利した。ドイツ人選手5人が二桁得点を記録。サバリー姉妹がそれぞれ17得点と16得点を挙げ、フィビッチも16得点。さらに、帰化した黒人アメリカ人ガード、ピーターソンが15得点、8アシストを記録し、チームのオフェンスをうまくつないだ。ドイツはこの試合、スリーポイントやフリースローで大活躍し、ついにベルギーを破った。

ドイツの女子バスケットボールチームは今回がオリンピック初出場で、これまで世界の舞台に立つ機会はあまりなかった。しかし、現在のドイツの布陣も非常に強力だ。初戦のパフォーマンスから判断すると、何人かの黒人選手がこのチームの主な攻撃ポイントとなっている。

日本対ドイツの試合は、グループリーグの状況を決める重要な役割を果たす。アメリカだけが圧倒的な強さを誇っているため、他の3チームはグループ2位を争うことしかできない。ドイツが日本に勝てば、グループ2位が確定する。したがって、日本にとっては絶対に負けられない試合となる。そうでなければ、たとえ勝ち進んだとしても、間違いなくグループ1位のチームと対戦することになる。戦術面では、日本は小さく、速く、俊敏という特徴を生かし、ドイツは体格とタレントの強みを生かしてグループ2位を目指す必要がある。