チェルシー、スパーズに勝利で欧州への望みをつなぐ
チャローバとジャクソンのゴールで2-0の勝利。
チェルシーはトレボー・チャローバとニコラス・ジャクソンのゴールで、トッテナム・ホットスパーの来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きな打撃を与え、スタンフォード・ブリッジでマウリシオ・ポチェッティーノ監督の古巣とのダービーを2-0で制した。
レスター・シティーの優勝を決定づけた2-2のドローで、スパーズの9選手が退場処分を受けた記憶に残る "ブリッジの戦い "からちょうど8年、チェルシーはライバルにさらなる苦難を与えた。
スパーズは前半半ば、セットプレーの守備が甘く、コナー・ギャラガーのフリーキックからチャローバがヘディングシュートを放ち、72分には、コール・パーマーがまたもデッドボールからクロスバーを揺らした後、ジャクソンが頭で押し込んだ。
アンジ・ポステコグルー監督率いるチームは、その自由なプレーからは程遠く、これでプレミアリーグは3連敗。位アストン・ヴィラとの勝ち点差は7。
一方、チェルシーはウェストハム・ユナイテッドを抜いて8位に浮上し、6位マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差はわずか3。
試合の展開
ブルーズは5分、ジャクソンがゴール前まで駆け上がり、グリエルモ・ヴィカリオの下へシュートを放つが、ミッキー・ファン・デ・ヴェンが競り勝ってゴールラインを越え、パーマーはリバウンドに足をかけられなかった。
しかし24分、チェルシーはギャラガーの深いフリーキックにチャロバがループヘッドで合わせ、ゴール右上に突き刺した。
クリスティアン・ロメロがペドロ・ポロのフリーキックに頭で合わせたのが前半の最大のチャンスだった。
ハーフタイム前、ポステコグルーは生き生きとした表情を見せ、リスタート後は調子を上げた。
パルマーが放ったフリーキックがウッドワークに当たって跳ね返ったあと、ビカリオが体勢を立て直しながら無人のゴールネットを揺らし、チェルシーは18分にアドバンテージを2倍にした。
そして、トップ4入りを果たすためには、小さな奇跡が必要なのだ。
ポチェッティーノ監督、かつての指揮官を苦しめる
ポチェッティーノは、11月にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたチェルシーとの対戦でも4-1の勝利を収め、リーグ戦での2連勝を達成した。
ポチェッティーノは、ホーム&アウェーでスパーズを破った初めての監督である。
ポチェッティーノのスタンフォード・ブリッジでの最初のシーズンは、完全に計画通りとはいかなかったかもしれないが、キャンペーンの終わりの数週間で回復の兆しが見えてきたかもしれない。
昨年3月から11月にかけてのプレミアリーグのホームゲーム14試合で1勝(7分け6敗)という成績に耐えてきたチェルシー(次節はウェストハムと対戦)は、現在、本拠地では過去10試合で8勝(1分け1敗)を挙げている。
セットプレーに苦しむスパーズ
スパーズはセットプレーに問題を抱えている。日曜日のノースロンドン・ダービーでは、アーセナルがコーナーから2ゴールを奪った。
この試合の前まで、スパーズは今シーズンのプレミアリーグでPKを除いてセットプレーから12失点していた。マンU(15.3点)とバーンリー(14.9点)だけが、この14.3点を上回っていた。
エマーソン・ロイヤルとブレナン・ジョンソンは、その教訓を生かさなかった。