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👀 ラリーガプレビュー: レアル・ソシエダ vs アラベス
佐々木隼人
2024-08-28 19:13:38 佐々木隼人
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レアル・ソシエダの攻撃の鋭さは大幅に低下しており、アラベスは守備が強く攻撃が弱いが、シーズン初勝利を目指している。

日本時間8月29日午前4時30分、2024/25シーズンのリーガ・エスパニョーラ第3節で、レアル・ソシエダはホームにアラベスを迎える。レアル・ソシエダは今シーズンを1勝1敗、勝ち点3でスタートし、一時は9位に沈んだ。チームのスロースタート問題は改善されていない。アラベスは2試合で1分け1敗、勝ち点1を積み上げ、一時17位につけている。

レアル・ソシエダは非常に有利な日程だったが、第1戦でラージョ・バジェカーノに1対2で敗れた。最終戦で昇格したばかりのエスパニョールを1対0で辛くも下し、新シーズン初勝利を飾った。レノルマンとメリノという2人の主力を失ったレアル・ソシエダの戦力は大幅に低下した。昨シーズンのハリケーンのような攻撃は、突然あちこちで行き詰まった。中盤の組織は乱雑で、守備は無目的だった。レアル・ソシエダが新シーズンの初勝利を挙げたのは、久保建英の奮起があってこそだった。フィールド上では、エスパニョールがより高い攻撃力を持つチームであり、レアル・ソシエダは「3-0」のようなチームだった。

第1戦では、アラベスは新シーズンに輝きを見せたセルタに1対2で敗れた。第2ラウンドでは、レアル・ベティスと0対0で引き分けた。この試合は、スコアのように淡白なものだった。アラベスはフィールドの状況を変えようとはしなかった。試合を通して5本のシュートを放ったのがやっとで、対するベティスは13本のシュートを放った。終了した2戦を見る限り、アラベスがこのようなパフォーマンスを続けるなら、シーズンを通して降格とは切り離せない可能性が高い。なお、この試合で引き分けを維持するために、チームは最後の最後で守備の名将セドラも失った。

両チームは現在、多くの問題を抱えている。レアル・ソシエダは適切な補強がなされておらず、主力選手を次々と放出。その結果、中盤がうまく機能せず、脅威となるダイレクトパスやダイアゴナルパスが減り、守るパスが多くなっている。攻守に連動した戦力を形成するのは難しく、チャンスを作るのは選手個々の能力に頼るところが大きい。個々の守備力に優れたチームと遭遇した場合、レアル・ソシエダのルーティンはほとんど機能しないだろう。アラベスの選手たちは比較的平凡だ。チームを形成できなければ、前線で波風を立てることは難しい。相手がプレスの強度を少しでも上げれば、ボールはすぐに失われてしまう。

統計によると、両チームの対戦回数は49回で、レアル・ソシエダが26勝、10引き分け、13敗と圧倒的にリードしている。過去5回の対戦では、レアル・ソシエダが3勝2分けと無敗をキープしている。近年の試合結果から判断すると、レアル・ソシエダはアラベスとの対戦経験が豊富だ。アラベスは攻撃面では弱いが、守備面では常に落ち着いており、それがレアル・ソシエダと引き分けるチャンスを見つけられる重要な理由のひとつだ。

この試合、レアル・ソシエダの主力フルバック、オドリアゾラは出場できない可能性が高い。攻撃陣では、前節唯一のゴールに貢献した久保建英が先発に復帰する見込みだ。二人のウイングが脅威を生み出せなかったため、オヤルサバルは前線で一人、無駄な走りを強いられた。開幕以来、アラベスでゴールを決めた選手はガルシアだけである。比較的、チームは健康で、深刻な負傷の危機には遭遇していない。

日程的なアドバンテージがあったとはいえ、レアル・ソシエダは恐ろしいスタートを切った。人材が流出したため、チームの戦闘力を回復させるには時間がかかるのは明らかだ。アラベスの状況はさらに危機的だ。攻撃力が今シーズンのバロメーターとなる。凋落の一途をたどるレアル・ソシエダとの対戦は、まったくチャンスがないわけではない。


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