横浜F・マリノスは多方面で敗北必至、浦和レッドダイヤモンズは土壇場のゴールで士気を高める
日本時間10月30日19時、横浜F・マリノスは日産スタジアムで浦和レッドダイヤモンズとJリーグ第35節を戦う。
日本プロリーグ第34節が18日に行われ、横浜マリノスはホームで新潟スワンズと0-0で引き分けた。 ハッチンソン暫定監督はほぼ主力全員を投入して試合に臨んだが、勝ち点3を挙げることはできなかった。 しかし、試合終盤に相手攻撃陣のダニーロ・ゴメスと長谷川元気の連続的な脅威に直面。 先発したGK飯倉大樹の見事なブロックがなければ、横浜マリノスはリーグ戦で連敗を喫していただろう。
続くアジアチャンピオンズリーグで、横浜F・マリノスはアウェーで山東泰山と2-2の同点に追いついた。 守備的MFを交代させても同点。 予選の現状は楽観できない。 また、先週末の天皇杯準決勝では、横浜F・マリノスはホームで延長戦まで奮闘したが、最後の1秒でガンバ大阪に敗れた。 試合後、チームの選手たちは地面に倒れ込み、立ち上がることができなかった。 Jリーグカップでの敗退も含めると、今シーズンの敗退は避けられない。
現在、日本プロリーグの順位は、横浜マリノスが12勝6分け15敗でリーグ13位。 降格圏との勝ち点差は7で、1試合少ないにもかかわらず、理論上の降格は完了していない。 今季のリーグ戦ホームゲーム17試合で、横浜マリノスは6勝4分け7敗、1試合平均1.3失点という成績を残した。 アウェー戦に比べれば守備力は若干向上しているが、それでもファンを満足させることはできない。 直近のホーム5試合では、横浜マリノスは蔚山現代に4-0で勝利したのみで、FC東京と名古屋には敗戦を喫し、新潟スワンズとガンバ大阪戦の結果はホームファンを激怒させた。
メンバー的には、横浜F・マリノスは外国人MFクロードが出場停止となった以外は欠場者がいなかった。 ベテランの宮市亮も怪我から復帰した。 横浜F・マリノスの若手MF山根陸は、今シーズンのJリーグカップで最優秀若手選手に選ばれている。 キューウェル監督もハッチンソン監督も、今シーズンはこの守備的MFの育成を重要視している。 彼は前の2試合で先発の機会を得た。
10月23日に行われたJリーグ第25節、浦和レッドダイヤモンズはホームで柏レイソルに1-0で勝利し、ようやく調子を取り戻した。 柏レイソルのセンターフォワード木下康介とアタッカー、サビオに試合の大半を抑え込まれた。 幸い試合終盤、浦和の元選手である犬飼智也がペナルティーエリア内での守備の際に誤ってPKを与えてしまい、交代で入ったチアゴ・サンタナにPKを与え、さらに2度目の復帰を果たしたスコルサにホーム初勝利を許した。 4連敗を止めたチームのパフォーマンスについて、スコルツァは試合後のインタビューでこう語った: 「ディフェンスは良かったと思うが、相手も非常にアグレッシブだったので、得点では少し苦しんだ。 しかし、ロスタイムになっても攻め続けたことが、試合に踏みとどまれた理由だ。"
現在、浦和レッドダイヤモンズは11勝9分け13敗でJリーグ順位は12位、降格圏まで勝ち点7しかない。 今季は不振が続いているが、降格の警戒は完全に解けていない。 浦和レッドダイヤモンズの今シーズンのアウェー17試合の成績は4勝6分け7敗で、勝率はわずか24%。 守備的なスコルツァ監督が就任してから、チームの攻撃力はさらに低下した。 前々回のアウェーゲームでは、浦和は神戸ビクトリーシップと東京ヴェルディに敗れ、2試合ともセットプレーの守備で点を失った。
メンバーに関しては、浦和レッドダイヤモンズの主力外国人セントラルディフェンダー、ホブラテンが累積イエローカードにより出場停止となる。 今節は井上怜斗と佐藤曜大のダブルDFコンビが予想される。 この2人が最後に対戦したとき、浦和レッドダイヤモンズはホームで宿敵・大阪桜に0-1で敗れた。 しかし、浦和の他の2人の攻撃的な外国人選手、グスタフソンとリン・センが怪我から回復し、前回のリーグ戦で良いパフォーマンスを見せたことは朗報である。
過去20試合の対戦成績は、11勝5分け4敗で横浜F・マリノスが優位。 2019年以降の浦和レッドダイヤモンズとのホームゲーム6試合では、横浜F・マリノスが全勝している。 今回のリーグ戦、横浜F・マリノスはホームコートのアドバンテージと過去の実績で一気に巻き返しを図る。 ベテランの強豪として、浦和レッドダイヤモンズも非常に高いスピリットを持っている。 両チームがどんな火花を散らすか。